必要になる根源は何だろう?

CNET Japanに「カメラの“顔認識”防ぐ眼鏡プライバシーバイザー量産へ 」という記事があった。

経済産業省へNPO法人全国万引犯罪防止機構に加盟するLYKAON株式会社について情報提供す」、「私企業による人権侵害行為を助長するNHK」、および「LYKAON株式会社への提灯記事」で取り上げたように、顔認識技術を悪用する企業が出てきている。これに対抗するすべとして上記のようなグッズが用意されたともいえる。

そもそも、このようなグッズが必要になる根源は何だろう?

ビッグデータなるバズワードや、警察権を持たない私企業に過ぎないにも関わらず犯罪防止の美名の元、情報の所有者であるユーザに明示的な同意の取得や明確な利用目的を知らせぬまま、ひとまず情報を収集しておき、勝手に情報をこねくり回し、プライバシーと人権をあぶり出し、それを換金しようと企てているとユーザが感覚的に見抜いているからではないだろうか。

このようなグッズが必要になるほどの監視社会は果たして健全な社会だと言えるだろうか。

必要になる根源は何だろう?

武雄市図書館が初期蔵書として買った本 (2016.11.14更新)

当初記事

@toshikawahara」さんが

を皮切りに、武雄市教育委員会が行政文書開示請求に対して公開した「H27-07-13 武市教生第66号 初期蔵書入れ替え費で購入された資料一覧」を5つに分けて公開してくださった。

わたしが言及できるだけの知識と経験等を持っている分野に限ってツッコミを入れて行く。

まず、No.1 「ITエンジニアのためのPMBOK2000」
これは株式会社cotode代表取締役社長兼CCC子会社取締役杉山隆志に読ませるために買ったのだろうか?
旧株式会社SIIISから武雄市への提案書に「PMBOKに基づいて作業を行うので安心してくれ」的な文言が踊っているのを見たことがあるが、少なくとも鎌倉sg事案では、何度も同社取締役(当時)宮田正秀が鎌倉市政策創造担当を訪問して打ち合わせを行っていたが、議事録は一切残っていなかった。
PMBOKでは変更管理として議事録を必ず残し、さらに会議出席者に承認をとり、写しを配布し、自社に持ち帰った分はファイリングせよとの規定がある。
この議事録に関することすら1度もできていない企業の代表取締役社長が先のようにうたうのは詐欺行為であるとともに優良誤認を誘引するに等しい行為だ。
武雄市蔦谷書店に蔵本されたのだから、株式会社cotode代表取締役社長兼CCC子会社取締役杉山隆志は、自治体寄生虫通販ごっこが真っ赤になっただろうから、ただで読ましていただけ。
ちなみに、PMBOKの資格継続は年に一定時間の研修講師役とテストに合格しなければならないが、株式会社cotode代表取締役社長兼CCC子会社取締役杉山隆志は本当に資格を維持できているの?

No.68 「Mac OSトラブルバスター 強制終了・リセットする前に読む本 柴田淳」
今やDTPやレコーディング現場でさえOS Xに環境移行済みなのにClassic MacOSの対策本を買う意味が分からない。さすがの問題解決力を持つ式会社cotode代表取締役社長兼CCC子会社取締役杉山隆志がメンテしているのはClassic MacOSなのだろうか。ちなみにAmazonの中古で¥31なり。

No.69 「あと6年使う! XPパソコン快適化大作戦」
皆さんご存じの通り、Windows XPのサポート期間は完全に切れているので、このOSをインターネットに接続して使用することは害である。あたかもまだWindows XPが使えるかのように蔵書するのは悪意を感じる。

No.1398からNo.1565までは首都圏の観光本だ。そんなに自分の地元に自身がなく、首都圏がうらやましいのだろうか? ああ、だから直営ではなくCCCライセンスのバチモノであるツタバでもにいちゃんねぇちゃんが喜んで旨くない泥水をすするのか。この後に数冊九州と長崎という2地域名の本があるが、佐賀県どころか武雄市などなかった。(スタバはエスプレッソとそのアレンジを味わうところであって、コーヒーは泥水に等しい)

NO.1837までが四国なので次は九州で、さらに佐賀県で会ったり武雄市で会ったりを期待したが、1冊おいて1840から沖縄であり、九州をすっ飛ばすというあたりで、郷土愛のなさがよく分かる。

総じて感じるのは、自己啓発トンデモ本とその場しのぎの実用書が異常に多く、いわゆる専門書で値段敵に手が届きにくい本はほとんど皆無だ。
武雄市教育委員会をして、武雄市民像として「何かを深く調べるのではなく、表層を撫でて分かったふりをするにわかばかり」という層を想定しており、主権者である市民を馬鹿にしているているとしか思えない。かといってまんがが多いどころかちょろっとあるだけなので、TSUTAYAで借りろということなのだろう。
とどのつまりは、全国のTSUTAYAで返本期限が切れた在庫処分をしようとしたがBOOKOFF出さえ値段が付かないものをCCCの言い値で武雄市蔦谷書店が買ったのではないだろうかという疑念だ。

—- 以下は、2015.09.11以降に追記 —-

CCCと武雄市による言い訳

2015.09.09 2153時以降(@Chujirorxさん指摘)にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社から代表取締役社長名で「武雄市図書館の蔵書についてが公開され、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の資本関係企業のネットオフから中古本を買ったことが明言された。この中で明記されている数字は次の通り。
– 追加納入蔵書数 : 10,132冊
– 納入金額 : 760万円
– 貸出のない蔵書数 : 1,630冊

冒頭で引用した「H27-07-13 武市教生第66号 初期蔵書入れ替え費で購入された資料一覧」にリストされている追加納入蔵書数は2040冊である。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社発表では10,132冊なのだが、おおむね8000冊はどこに行ったのだろう?

武雄市 H27-03-30 武市教文生第152号」および「武雄市 H27-03-30 武市教文生第149号」(こちらは黒塗りだらけで全く意味を成していない)において、まずは、文書管理の体裁の面で次の不手際を指摘することができる。
– 平成24年11月1日付けの起案書には文書番号が採番されていない。
– これに添付されている見積書には押印および発行日もなく、さらに提出元不明である。

そして、「初期蔵書入れ替え費」として出されいる「19,586,130円」とされているにも関わらず、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社から代表取締役社長は760万円だと言っていることだ。19,586,130-6700,000=12886130円という差額はどこへ行ったのか?という点だ。

そうしたところ、2015.09.11 1805時ごろに武雄市役所からも本件に対し、「武雄市図書館リニューアルオープン時の蔵書購入について」がFacebookたけおポータルで発表された。この中でも不思議な数字が踊っている。
– 当初予定額 :2056万円
– 中古本 : 756万円
– 安全対策費 : 1224万円

当初予定額も見積と異なるし、中古本の購入金額もカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社から代表取締役社長発表と異なり、さらにいつの間にか安全対策費なるものが発生している。もはや何が何だか分からない。なお、当初予定額と見積額の差異については 焼きプリンさんのつぶやきのとおり、19,586,130*1.05=20565436.5になり、おおむね2056万円となり、見積書を根拠にしていることが推察される。しかし、中古本のCCC発表額である760万円は武雄市主張の756万より多く、双方とも何を根拠にしているのか分からない。

安全対策費については

書架の高い部分には本の落下防止として柵を新たに設置したこと、また、キャットウォーク上の書架については壁側に荷重がかかるような対策等

と主張しているが、2013年時点の公文書は存在するのだろうか? またしても武雄市役所お得意のバックデートで作成されるのだろうか?

つくづく思うのだが、武雄市役所とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は変更管理という言葉を知らないの? 「何でもいいからやりゃぁいいんだよ」なの?

そして、これらのことから新たに行政文書に何も残さないままに予算執行の目的外流用を武雄市役所とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社がなぁなぁでやっていたという疑惑が発覚した。これについては次のような検討がされている。
MAEDA Katsuyuki(@keikuma)さんによる解説
M.Shostakov(@mdsch23)さんによるこの予算執行で使用された合併特例債について
M.Shostakov(@mdsch23)さん武雄市財務規則について

なお、当時市長であり現在はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の孫会社の代表取締役社長であらせられる樋渡啓祐の言い訳も公開された。

より良い図書館をつくっていくために、力を貸してください。

お前はもう市長ではないただの武雄市民だよ? お前に助力してもお前には何の権限もないのにどうするの?

そして、現武雄市長の小松政の言い訳も公開された。

本件に関し、なか2656の法務ブログで最高裁判決を引きながら行政法の観点から問題指摘をした次の記事が公開されている。(2015.09.25追記、2015.09.30修正)
– 「武雄市図書館のCCC・ツタヤによる図書の選書を行政法的に考える」が公開されている。(2015.09.25追記)
武雄市図書館などのツタヤ図書館を指定管理者制度の問題から考える (2015.09.30追加)

そして、江原一雄(@kazuo_1123)さんから、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社から代表取締役社長名で「武雄市図書館の蔵書について寄贈するとした1,630冊の詳細を公開してくださっている。(2016.11.14追加)

関連報道等

以下に関連する報道を列挙する。なお、観測したときに追記していくので時系列に並んではいない。

また、2015.09.14にテレビ朝日系列の朝のワイドショーであるモーニングバードのニュースアップというコーナーで取り上げられた。同コーナーを文字おこしなさった方がいらっしゃるので紹介する。

『武雄市図書館“ずさん選書”で反省』文字起こし | 脳無しの呟き《土鍋と麦酒と炬燵猫》

武雄市図書館が初期蔵書として買った本 (2016.11.14更新)