キングソフトとは何をしているのか

 「キングソフト、ひろみちゅ先生にステマ依頼」(2012.09.28 1713に確認したところ、Togetter運営から利用規約違反として非公開になっていることを確認したため、PDF魚拓で代替えします。)で話題になったキングソフトの系譜および関連する企業が今までやらかしてきたことについてまとめる。 

 まずは、キングソフト株式会社とはなにものかを見てみよう。会社概要で留意しておきたいのは、代表取締役および主要株主として表記されている沈海寅および翁永飆という名前である。そして、企業沿革を見てみると、2005年3月に設立し、2005年9月に日本市場参入となっている。

 これからするとまるで突然に日本市場に参入したのかというと、実はその前にこの2人は既に日本へ上陸し、事業を展開しており、セキュリティやプライバシーに関心のある方ならご存じのJWord(wikipedia)問題である。そこで、このJWordを提供しているJWord株式会社の会社概要を見てると、役員のファウンダーとしてキングソフト株式会社の代表取締役および主要株主たる沈海寅および翁永飆が記載されていることに気付くだろう。つまり、キングソフト株式会社はキングソフトブランドを展開するためのJWord株式会社のグループ会社であることが推測できる。さらに会社沿革をたどってみると、2010年までさまざまな企業と提携して来たことが分かる。

 そして、2004年8月25日付けのVenture Nowのアクセスポート、親会社3721ソフトの株式譲渡でGMOとの関係を強化という記事により、JWord(=JWord株式会社)が株式会社アクセスポートという会社に関連があることを公表している。株式会社アクセスポートといえば、ACCESSPORT株式会社による独自マーケット「Tapnow」でのAndroidアプリ無断再配布問題をやらかしている。なお、Android向けコンテンツストア「Tapnowマーケット」がセゾンカードやUCカードの「永久不滅ポイント」での決済に対応のように、株式会社クレディセゾンとユーシーカード株式会社がTapnowマーケットへ決済機能を提供している。さらに、マウスコンピュータLuvPad AD701にもTapnowがプリインストールされている。

 では、株式会社アクセスポートとはどのような会社なのかと会社概要を見てみると、ここでも代表取締役社長として沈海寅および翁永飆が表記されており、JWord株式会社、キングソフト株式会社、そして株式会社アクセスポートを両者が束ねていることが推測できる。

 さらに、最初にさかのぼると、株式会社インターパイロンがあるが、この会社には沿革等は記述されていないことから、持ち株会社的な位置づけのペーパーカンパニーであろうと想像する。

 これまで述べてきた関連をさらに強化するものとして、株式会社インターパイロンが展開しているNavinowというプロダクトがあり、キングソフト株式会社の次のプロダクトにバンドルされている。

 また、最近はやりのAndroidタブレット関連でも、eden TABがあるが、リンク先にある会社概要を見ると、ここでも取締役として沈海寅および翁永飆が表記されているとともに、主要株主としてキングソフト株式会社と小米科技有限公司が表記されており、Mobile In Style株式会社も関連会社であることがうかがわれる。

 以上のことを踏まえて関連図を描くと次のようになる。
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 余談だが、GKな方々のおことばを…

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